カール・ベンクス-よみがえる古民家



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カール・ベンクス-よみがえる古民家
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中途半端な古民家建築家紹介

表紙にカール・ベンクス氏の写真があるので、彼自身が書いたのかと思ったら、柚子崎という人の取材で書かれたものだった。
ドイツから来たベンクス氏が、日本の民家が壊されて行くのを惜しんで、それを移築したり、再生したりする仕事をしていると言うのはわかる。しかし、この本は、中途半端で、彼の仕事を紹介するにしては、彼が一体どこの学校で建築を学んだのかとか、ドイツなどで、どのような建築の仕事をしていたのかと言った具体的なものがない。
また彼が最初に日本に来た年が1996年となっているがこれは単純な印刷ミスでしょう。写真の後ろに昭和41年と書いてあるものね。
 また巻末に彼が手がけたきれいに再生された古民家の写真があるが、この建物が以前はどのように使われていたものだったのかと言った情報も欲しかった。
また外国人である彼が、日本の職人達とどのように仕事を行うのかと言った話も、もっと欲しかった。
たしかに再生された民家の、写真は美しいが、それだけが見たいなら、写真集を見ればいいだけの話だ。中途半端な本です。



新潟日報事業社







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